2008年11月01日

空幕長の立場で表明するのは、覚悟の上か?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081031-00000049-yom-pol

またもや、何が悪くて更迭にされたのかが判らない
人事ですね。
空幕長が論文を発表したことが問題なのか、それとも
論文の中身が問題なのか…

前者なら理解できなくも無いですが、明言はされてません。

後者だとすると、それは何が問題なのでしょうか?

戦時中に日本人が朝鮮半島や中国大陸などのアジア
諸国の人たちに対して行った行為はもちろん反省すべき
だと個人的には思っていますが、朝鮮半島には日韓併合の
調印が、大陸に対しては傀儡国家満州国を支持するという
形が(形式上ですが)成り立っていたはずです。

日韓併合はウソでしたというのなら、朝鮮半島の
方々は国際社会に対して「我々は、条約に調印しても
反故にした過去がありますよ!」と明言する必要が
ありますし、傀儡国家満州国でもそれを構成するのは
中国の方々であったはずです。後ろで糸をひいていた
とはいえ、自国内で勢力が二分していたのは事実でしょう。
(満州事変自体については明らかに日本の謀略で非があると
 思いますが、その後日本は軍事支配を諦めて傀儡国家を
 作った訳ですし)

そういった事実を抜きに、「略奪もするし都市爆撃も
するし虐殺もするし…だから日本が何もかもすべて悪い!」
と言い切ってしまえる根拠にはならないでしょう。

まぁ、日本も「大東亜共栄圏」という聞こえのいい
言葉を使って東アジアを実質的に支配(もしくは植民地化)
しようという意図はゼロではなかったと思いますが。

その大東亜共栄圏についても、そもそも欧米諸国の
植民地化の手が東アジアに伸びなければ持ち上がらなかった
ことだろうし、当然そのようなところに日本が置かれれば、
日本がどういうリアクションを起こすかは
あらかじめ予測がついていたことでしょう。

それを圧して日本を追い込んでいったのはアメリカの
意向…既に戦後の勢力図の青写真まで出来上がっていた
はずです。広島だけでなく長崎にも躊躇無く核爆弾を
落としたのは、その意思の表れではないかと思うのですが。

と考えていくと、論文に書かれたことは極論では
あっても、決して的外れとは言い切れないのでは
ないでしょうか?

論文を発表したこと自体や、論文の中身を詳しく
読んだわけではないので、空幕長の行為を擁護する
つもりもないですが…。


もしかしたら、シビリアンコントロールの思想に反する
ということを指摘されているのかな?
…微妙だな…

posted by neko at 01:24| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月24日

凄い勢いで円高が進んでますね

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000137-reu-bus_all

今日の為替、対ドル、対ユーロで急激な円高が
進んでいるようです。

かつて、バブル崩壊後の円高進行の時には1ドル80円を
割り込む円高にまで進んだのですが、その当時のレベルに
迫ってきています。

思うに、アメリカの住宅バブルがはじけた結果、
各ファンドは原油や金属資源などの投機に移行し、
これらの価格が上がりきったとみるや、今度は
その標的を日本円に向けたということなのだろうと
いう気がします。

実需で円の価値が上がっているのではなく、単に
運用先を見失った資金が円買いに向かっているだけ
のことで、いずれまた急激な円安に反転するときが
くるのではないでしょうか?

かつて、90年代に急激な円高が進んだ際、ジョージ・
ソロス氏はどのタイミングで売り抜ければ良いか、
そのタイミングを秒単位で相場を見つめていたと
聞いたことがあります。そして、またと無いタイミング
で売り抜けた…と。

多分、今回もそういった資金が引き上げられれば、
その瞬間から急激に円売りが進み…という状況が
繰り返されるのでしょう。

自動車産業、電機メーカーなど、日本の輸出企業
が円高に堪えなければならないのはそれほど長くは
無い気がします。(期待も込めつつ…)


OPECは急激に生産量調整を行い始めている
ようですが、もはや投機家勢は原油に興味を
失っていることでしょう。
もはや生産調整を行っても、暫くは一時の値段に
戻ることはないだろうと思われます。


不動産→原油・金属→日本円…のあと、投機家の
目はどこに向くのでしょうか?
posted by neko at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

パキスタン、債務デフォルトの恐れ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081021-00000592-san-int

パキスタン、債務デフォルト(不履行)の恐れが
強まったとの事。

核実験を行う予算があるのなら、きちんと債務に充てる
べきなのでしょうが、インドとの関係上それもなかなか
難しいのでしょう。

財政再建の計画をきちんと立てて、ホントのデフォルトに
ならないように頑張ってもらうとして…


軍事支援ばかりしてないで、その軍事予算を直接
パキスタンでもその他の国でも投資の形で
支援し、自国で軍事政策を考える方が健全では
ないのかな?

現実的には、アメリカはじめミリタリー産業を持つ
国は、自国の産業を潤すために他国の紛争を演出
したりしてるんじゃないか… そんなマッチポンプ
が見え隠れしてしまうのですが、現実には
どうなのでしょう?


日本はこの件について、単にアメリカ盲従とする
のではなく、きちんと独自の支援策を考える
必要があるのではないでしょうか?

特に、世界で唯一の被爆国として…。
posted by neko at 01:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月12日

テロ支援国家指定解除…またもブッシュの失策

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000002-jij-int

中東問題、資源価格(エネルギー政策)、経済政策
等など、あらゆる失敗を一人で行ってきたブッシュ
ですが、今度は根拠の乏しい非核化プロセスを
よしとして、テロ支援国家の指定解除を行うことを
決定とのこと。

いくら査察を行ったところで、見えないところで
こそこそと兵器開発を行っていることは目に見えて
いるわけだし、査察の際には見えなくしているだけ
なのも言うまでも無いことでしょう。

「結果」だけを求めて、中身の無い政策を次から
次へと実行してきた結果がかつて無い規模のテロ
だったり、エネルギー価格の高騰だったり、
金融破綻(これはクリントンか?)だったり
するんだと思うのですが、今回の指定解除に
ついても、

 「北朝鮮問題について未来を志向して
  建設的な解決を行った」

などと自画自賛するつもりでしょうか?

ブッシュだけでなく、日本人から見てアメリカ人は
あまり自分の非を素直に認める人は少ない気が
するのですが、民主主義国家である以上、
その失策にたいして声をあげる人がいても
しかるべきではないかと思うのですが、
アメリカ国内ではあまりそういう自浄作用は
働かないのでしょうかね?
(まったく無いわけではないでしょうが…)

アメリカ以外の国では、政権を交代してオバマが
方向転換を行ってくれることを期待していると
思うのですが、共和党マケインがオバマと接戦に
なっているということは大同小異、これまでの
失策の延長を行うということではないでしょうか?

アメリカにはこれまでどおり幻想を追い求めつづける
ことを是とする選挙権保持者がたくさんいるという
ことなのでしょうか?


これまでアメリカは、世界の警察という立場を
立派に演じてきたと思いますが、安全保障にしても
経済にしても政治にしても、もはやアメリカ
一国主導ではどうしようもない状況なのはあきらか
でしょう。

そろそろ引導を渡してあげてもいいのでは
ないでしょうか?おつかれさま、これからは
みんなで一緒に考えようよ、と。

(呑みながら書いたのであまり纏まりませんでしたが…)
posted by neko at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月10日

今日見たテレビ

些細なお話ですが、さっきテレビでやっていた
 「CHANGE MAKER」
という番組。面白かったです。

貧困、紛争、差別などの問題を、あっと驚くような
アイデアで解決する世界各国で活躍中の若き起業家
のお話でした。

実験番組だったようですが、レギュラー化されると
面白いのですけどね…。

司会に、若手お笑いコンビNON STYLEを
選んだのもなかなか私の趣向に合います。
番組が余り重苦しくならず、適度な息抜きと、
一方で扱う問題自体は貧困、紛争、差別といった
解決がヘビーな問題。

それを、武力でも政治力でもなく、アイデアビジネス
で乗り切ろうという前衛的な内容。

なかなかです。
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2008年10月09日

欧米の中央銀行、金利を緊急引き下げ…でも

昨日のアジア市場の大幅急落を受けてか、欧米の
中央銀行が一斉に金利を引き下げたとのこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081008-00000048-yom-bus_all

金利の引き下げは企業の資金調達を一時的に楽に
するかもしれませんが、欧米の金利が下がったという
ことは、今後ますますドル安、ユーロ安に繋がって
いくことでしょう。

基軸通貨としてのドルが安くなればアメリカは購買力を
失い、対アメリカの輸出で儲けている日本は当然
お客さんの購買力が下がれば物が売れなくなるわけ
ですし、売れたとしても、対価として支払われるドルの
価値が下がってしまえば、円換算した時の価額は
目減りしてしまいます。

もちろん、日本はこれ以上下げようも無いですね。

それを踏まえた上で金利を下げているわけですから、
他に打つ手無しということなのでしょう。

ずいぶん前から、中央銀行の貸出金利や通過流通量
で金融をコントロールすることはもはや難しく
なってきているといわれていますが、新しい
金融商品が次々と現れてくる状況に追いついて
いけない現状が浮き彫りになっているということ
なのでしょう。

それにしても、アメリカのごく一部の金融機関が
自らの私服を肥やしたツケを、アメリカの無関係な
人たち、さらには無関係な国々の景気まで極端に
悪化させているというのがとても癪ですね。

(しかも救済決定の直後にAIGの幹部が豪勢な
 旅行に行ってたりなどというスキャンダルも
 発覚したり… 本人達は生活に困らないほどの
 蓄えがあって、本当の危機感は感じていない
 のでしょうね。)

いずれにしても、打つ手がもう殆ど残っていない
のだとすると、一旦落ちるところまで落ちないと
浮き上がってこれないのではないでしょうか?

かつて、ダウが10000ポイントに届くかどうかと
言われていた頃から「あれはバブルだ」とさんざん
言われてきたわけですから、ダウが10000ポイント
を下回ることは十分に考えられるのではないで
しょうか?その方が自然な気がします。

バブルなのですから、本来の価値まで下がらないと
下げ止まらないのだと思います。解熱剤で熱を
下げても病気自体は直らないのと同じように…

その「本来の価値」っていうのはいったいどこに
あるのか…はまた今度。
posted by neko at 01:59| Comment(10) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月30日

下院で否決されたようですが

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080930-00000062-yom-int

アメリカの金融機関への緊急経済安定化法案。
下院で否決になって、結果昨日のアメリカの株価指数
は歴代1位の下落額になりました。

一部金融機関の投機的な経営結果で生じた損失を、
無関係の一般納税者が負担をするのはいかがなものか
というのが反対票の意図だそうです。

その主張自体は解らないではないのですが、否決される
ことによってどんな影響が起るのかをわかった上で
票を投じたのでしょうか?少々疑問です。

もはや待った無しの状況なので、緊急出動的に公的資金
を投入する必要があると判断され、今回の救済策が挙がって
来たものと思いますが、逆にいうと、これまでは
金融経済の不調が実経済に影響を及ぼしてしまうまえに
なんとか歯止めをかけようという狙いがあったはずです。

今回下院で反対票を投じた議員は、反対票を投じたこと
についてきちんと責任を負うつもりはあったのでしょうかね?

税金投入を見送った結果、実経済まで破綻して恐慌が
現実になれば、そこに至る判断を行ったのはまさに
この下院の議員達ということになるはずです。

単に、納税者(≒有権者)への人気取りにしか思えない
のですが… まぁ、当面は見守っていきたいと思います。


このお話とはちょっとずれますが、もうひとつ思ったこと。

ダウはこの1日で778ドル近い下落になったと報じられて
います。この778ドルっていうのはどういう数値なのか
ということについて、なんとなくぼんやりと考えてみました。

(最近管理会計などを勉強中なので、個人的趣向というか、
 そんな文脈の中で興味を感じて…)

このお話はまた今度書きます。
posted by neko at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月29日

今ひとつピンとこない話ですが…

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000054-mai-pol

中山国交相辞任のお話。
どうも今ひとつピンとこないんですよね。この件。
なぜ辞任したのかが不明確。

発言が軽率だとか、根拠に乏しい話をしてしまったとか
他官庁の件について口を挟んでしまったとか、そういう
ことが大臣として不適格だというのなら、まぁ
それはそれでいいのですが、大臣になる人間がすべて
聖人君子であるなんてありえないし、ある程度の欠陥や
能力不足については官僚の能力で補えば済む程度の話かも
知れません。

アイヌはじめ少数民族の方々の人格を否定するような
事を発言したのはその中では致命的かもしれませんが…


そもそも何が原因で辞任したのか(辞任させられたのか)
が極めて不明確な気がします。


軽率な発言をしてしまったことは人格的に大臣に
そぐわなかったのかもしれませんが、私には
なんだか気骨のある人間…大臣としてではなく
人として…に写ったのですが。

日教組の問題は以前から腫れ物を触るように放置
されてきた気がします。放置されてきたこと自体に
ついても腫れ物になっていた気がします。


そのことに業を煮やして、政治家生命を賭けてまで
問題提起を行ったというのは、まさに気骨のある
政治家であるといわざるを得ないと思うのですが…

実際、日教組の問題がこれだけメディアで取り上げ
られることなんて近年有りませんでしたから。


かなりの勇み足にはなってしまいましたが、
もしかしたら彼が政治家としてなんとかしたかった
問題を「社会問題化」させたという点では、彼の
目的は一つ実現されたのかもしれません。
ここまで覚悟していたのなら…


官僚や献金を行ってくれる業界団体との癒着に
よって、見せ掛けだけの改革を行ってきた自民党
に居て、これだけ気骨のある問題提起をした
人は、個人的には決して嫌いにはなれないんですよね。


以前テレビで「太田総理」が言っていた

  「政治家が夢を語らなくてどうするんだよ!」

という、ちょっと青臭いセリフがありましたが、
確かに青臭くはあっても、神様が大臣を務めるのでは
無い以上、大臣は問題を明確にして、それを解り易い
形で周知し、国民が望む方向に改善していくのが
お仕事だと思います。


そしてその実現に向け、実際に事を運ぶのが官僚の人たち。

そのために大臣は事務次官出身者から自動的に
選ばれるのではない訳でしょう。
民意を反映するために。
三権分立と民主主義が守られるという最低限の条件。

そうでないなら、官僚にすべてを任せる…つまり
官僚による社会主義の国家にしてしまえばいいじゃないか!
ということになります。
(まぁ、自民党が政権を担っているうちは実質的に
 官僚社会主義以外の何物でもない気がしますが)


今回辞任をした中山大臣、気骨が在ると言う点では
自民党に属していない方が人気が出たのかもしれません。


一人の気骨ある政治家が、政治家生命を賭してまで
提起した問題なので、是非この件は世論を高めて
いって欲しいという気がします。


10年後、20年後、50年後、100年後、それ以降の
日本の国のあり方を決めるのは「教育」だと思います。

日教組はじめ、日本の教育問題をきちんと考えるには
このチャンスを活かさない手はないと思うのですが…。
posted by neko at 01:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月28日

中山国交相の発言はいかがなものかと思いますが、でも…

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000003-jij-pol

明日、中山国交相辞意の方向とのことです。
よほど日教組に強い思いがあるのでしょうが、
あまり後先考えない行為はいかがなものでしょうか?

文科相ならまだしも、国交相なのですから…


まぁ、日教組の件については少しだけ同意しますが。

でも同意するのは「日教組が仕切る道徳教育」
についてではなく、「日教組が仕切る歴史教育」
についてです。

現代の日本人は、日本の近代史…特に隣国である
韓国や中国に関する事柄についての教育を意図的に
教えていない様子が見て取れます。

韓国や中国の嫌日(反日)教育にも閉口するものが
ありますが、教育機関で教育をしようとしている
だけまだ少しマシな気がします。間違えてた教育
なら、国際社会でもまれれば間違えだって判る
でしょうから。

でも、近代史の歴史教育一切を放棄してしまったら、
外国勢から歴史観について尋ねられても何の
議論も出来ません。多分、日本人は歴史について
何も知らない人たちだ、と思われても仕方ないでしょう。
外国勢から何を言われても言い返せません。

正しいか間違えているか(妥当なのかどうか)は
国際社会で色々な人たちと話をしてみれば
いずれ解るでしょう。

でも、話をする機会すら失ってしまえば、その世代が
今後子供達の教育を行っていくとすれば、正しい
歴史教育など出来るはずは無いでしょう。

日本人が国際社会で一人前の人間として活動していく
ためには、歴史教育は無くてはならないものです。
それを腫れ物に触るような態度で放置してきたのが
日教組なのだろうというのが私自身の思いです。


日教組に問題がある当観点では中山国交相に同意しますが、

・国交相の言うべきことではない
・歴史問題について言及すべき

と言う点で意を異にします。


…国会の外野席で野次を飛ばすあの雰囲気で発言
 しちゃったんでしょうかねぇ?
posted by neko at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

果たして、野村の考えは吉と出るか凶と出るか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000130-mai-bus_all

野村HD、リーマンブラザーズの一部分を2円で買収
したそうです。

これまで日本の金融機関が欧米、特にアメリカに
遅れていたM&Aなどの投資部門強化として
そのノウハウをリーマンから短時間に得ようと
いうのがその意図のようです。


一方今回のサブプライムローンで判ったように、
アメリカが得意として来たような、何でも証券化して
流動性を持たせ売買することの限界が見えてきた
とも言え、それを今からお手本にしてしまえば
轍を踏むことになりかねません。


アメリカがこれまで得意として来たような金融工学
の行き着いた先は、金融当局がコントロール
できないような複雑な状況と、正確な格付けは難しい
(デフォルトが連鎖的に発声した場合などが格付け
に反映されていないなど)ことによって連鎖的に
破綻をきたすという苦い結果でした。

マネーゲームの負の部分といったところでしょうか。


まぁ、今回の買収によって野村が轍を踏むような
ことは考え難いのですが…


買収が、欧米での影響力を増す原動力となるか、
それともダメの烙印を押されたビジネスモデルを
猿真似して没落していくのか…


日本はニューヨーク、ロンドンに次ぐ3番目の
金融センターの座を守れるのでしょうか?
金融センターと言うと聞こえはいいのですが、
マネーゲームセンターと言えば、ゲームセンターと
同列の代物のようでもありますが。

いずれにしても、実経済と乖離した金融経済は
単なるマネーゲームと言うことにしかなりません。

マクロ経済学を少しでも習えば教科書の最初の方に
出てくること…景気は脈動する…を念頭におけば、
右肩上がりに利ざやを生み出す金融商品などそもそも
存在しないことは自明なこと。上昇と下降を繰り返す
ものですよね。

それでも右肩上がりの営業成績を出そうとして、
金融システム全体が粉飾決算的なことを行った
のが今回のサブプライムローンと言うことなのでは
ないでしょうか?

投資家が、その夢のような右肩上がりの利ざやを
求めたことが今回の騒ぎの原因なのでしょう。


だとすると、そのツケを一般市民が払わされるのは
アンフェアであって、このマネーゲームに興じたやからが
損失の穴埋めを行うことが本来ではないでしょうか?

パチンコ打って負けたからと言って、近所を歩いている
人を捕まえてその損失の穴埋めをさせるのはアンフェア
というものでしょう。


少なくとも、格付けの話にしても証券化の話にしても、
システムが金属疲労を起こしているのは間違えない
ような気がします。

そのことを大前提において、マクロ経済でいうところの
脈動があまり大きくなりすぎないような仕組みを
作っていかないと…という課題が今回の教訓という
ことではないでしょうか?
posted by neko at 02:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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